ごあいさつGREETING

代表取締役の挨拶

私が国産材をお勧めする理由

株式会社稲葉屋代表 山上義明
株式会社稲葉屋 代表取締役
山上義明

10数年ほど前から「自然素材リフォーム」という言葉を良く耳にするようになりました。「健康に良い、地球にやさしい」などと言われていますが本当にそうでしょうか?自然素材リフォームで用いられる無垢材、実はその大半が海外から輸入した木材を使用しています。外国産の木材は輸入の規制により防腐処理を施さなくてはなりません。すなわち薬漬けにされているので、体に良い完全なる自然素材とは言い難い節があります。なおかつ外国産の木材は発展途上国の森林資源を次々と伐採して森林資源を枯渇させ、日本へ輸出することで多大な石油を消費しています。マクロ的な視点で考えれば、環境にやさしい資材とは言えません。

間伐で森林復活

一方で日本国内の木材は、安価な外国産木材に比べて需要が減り、時代の流れと共に林業が衰退し、森林の荒廃が進んでしまっています。しかしながら日本の国土に建てる建築物に於いて、日本の木、地元の木を使うことは、日本の気候風土で育った木であるが故に、温暖湿潤で春夏秋冬と変化する四季と共に過ごす中で、適度な調湿コントロールを行なってくれるため、非常に理に適っているのです。 ご承知の通り樹木は、光合成によって二酸化炭素を吸収して酸素を生みだしてくれます。しかし樹齢40~50年を過ぎると反対に二酸化炭素を放出するようになるのです。こうした木々を間伐して建築材料として使用すれば、衰退した林業の復活や雇用の創設に繋がります。そればかりか、間伐された森林は、地表に日差しが降り注ぐようになり、下草が成長して根を張りめぐらせ、雨水を吸収します。それによって洪水を防ぎ、河川の水質を浄化してミネラル分を育みます。栄養豊富な水分は海へと到達して海中生物へ栄養分を行き渡らせてくれるので、水産資源の豊さにも繋がってゆきます。

森林と二酸化炭素の関係

シックハウス対策にも効果的

シックハウス症候群の原因の一つに、建築で使われる新建材があると言われています。一般的な輸入木材は防蟻剤・防カビ剤・防腐剤で処理されています。また、合板は張り合わせの際に使われる接着剤が、経年によりホルムアルデヒドを発散し、女性や過敏な小児においてシックハウス症候群やアトピー性皮膚炎などの原因なることが報告されています。一方、国産間伐材の利用は有害物質の発生を最小限に抑え、人に優しく環境にも優しい建材で、森林復活に大きく貢献します。もし貴方様がご自宅のリフォームをお考えでしたら、日本の木、地元の木を使った国産材住宅リフォームを心からお勧め致します。「国産材工房 稲葉屋」は、国産木材や神奈川県産木材、そして昔ながらの日本漆喰を用いた施工を行なっております。本当に安心して暮らせる国産材リフォームは、愛する家族の健康と笑顔、そして環境への貢献にも繋がってゆきます。是非、お気軽に「国産材工房 稲葉屋」へご相談ください。「お問い合わせ」フォーム。

新建材と国産無垢材の違い