中古住宅購入の諸費用
中古住宅を購入してリフォームをする人が増えてきていますが、リフォーム費用以外にも物件を購入する際に様々な費用がかかることを知っておく必要があります。具体的にどのような諸費用がかかるので、確認してみましょう。
中古住宅購入時の諸費用
①仲介手数料(上限は物件価格×3%+6万円+消費税)
②売買契約の印紙税(1000万円を超え5000万円以下の契約で1万円)
③登記費用(司法書士報酬を含み数十万円)
④不動産所得税(数万円~数十万円 ※一定要件で軽減)
⑤固定資産税等の清算金(引き渡し日を基準に日割り計算)
ローンで購入した場合の費用
合わせてローンを組んで中古住宅を購入する場合には、以下のような諸費用がかかります。
①契約の印紙税(1000万円を超え5000万円以下の契約で2万円)
②融資手数料(金融機関によって数万円~数十万円)
③ローン保証料(借入金1000万円当たり10万円~20万円程度)
④火災保険料(保険料は構造、返済期間などで異なります)
諸費用の総額は物件価格の6~8%
これらをトータルすると物件購入価格の6~8%はかかると考えたほうがよいでしょう。例えば2000万円の物件を購入すると、120万円~160万円を必要とし、これらは原則的に現金で用意しなければなりません。加えて売買契約時の手付金も現金での準備が必要です。
これにリフォーム費用がかかり、入居後には家具・家電・照明・カーテンなどの購入費も発生します。こうした点をよくシュミレーションして資金計画を立ててゆきましょう。